業務内容
収集運搬
わたしたちの毎日の暮らしはカタチのある「物」との係わりの中で成りたっています。
人間と同様に「物」には寿命があり、老いて、やがてその機能や使命を終えスクラップと化してしまいます。
これをそのまま放置しておけば社会はあっという間にゴミの山になり、わたしたちの社会生活は行詰ってしまいます。
循環型社会を思考するAZUMAのワーキングはまずこのスクラップを回収することからスタートします。
- 10tアームロール 3台
- 4tアームロール 1台
- 10t平ボディ 2台
- 1t車 1台
- パッカー 1台
選別処理
ゼロエミッション活動の一環としてAZUMAでは有価物を細目に選別処理致します。
特に再利用価値の高いプラスティック類、コンピューター基盤等を細かく事前選別していきます。大型なシュレッダー母材は振動機・選別機へ投入することにより土砂・ガラスを細かく取り除いていきます。更に取り除かれた土砂・ガラスの再利用化も自社内で構築していく予定です。
シュレッダー(粉砕)
身の回りにあるOA機器や机などの什器、そして自動車に至るまで、すべて鉄・非鉄などの色々な金属を用いて商品化(製造)されています。
やがて老朽化し、廃棄物として運ばれてくると、シュレッダーで破砕し、再利用できる鉄・非鉄を選別し、製鋼原料として再資源化します。
また、鉄・非鉄など再利用できる有価物以外の排出物(シュレッダーダスト)は、専門の業者にマテリアル処理を委託し、適法なシステムで稼動をしております。
- シュレッダー2,000型1,500馬力 1基(古河機械金属社製)
- シュレッダー2,000型2,000馬力 1基(アーステクニカ社製)
解体・シャーリング(切断)
大型鉄骨建造物の老朽化に伴う解体作業や、大型機械設備の解体などにもAZUMAは威力を発揮します。
建造物、設備などの解体物件から排出される一般廃材の鉄スクラップはシャーリングによって加工処理し、電炉メーカーなどに納入され、鋼材として再生されます。
群馬、埼玉の各工場において、それぞれの立地条件に見合った加工処理設備を備えており、鉄スクラップの再利用は、リサイクルの原点とも言える重要な仕事と認識し、「地球に優しいリサイクルを合い言葉に」を全ての工場において実践しています。
- 大型油圧シャーリング 1,250t(川崎重工業社製)
- 全自動式 1,000t大型油圧シャーリング(手塚興産社製)
フロン・蛍光灯回収
オゾン層を破壊し、地球温暖化の原因の一つともされるフロンの排出問題について、AZUMAでは業界でも先駆けて取組んできました。
自動販売機やビールサーバーなどの冷却機器を中心に使用され、現代生活の支えとも言えるフロンですが、廃棄されたこれらの機器から放出されるフロンをそのまま空中に漂わせていくわけにはいきません。
AZUMAはフロン回収システムをいち早く構築し、現在、関東全域(1都6県)にて出張による回収を行っております。
リサイクル事業
家庭内に於いてその役目を終え且つリユースが出来なかった家電(エアコン・液晶テレビ・冷蔵庫・洗濯機等)や使用済み自動販売機を回収し、リサイクルを行っています。
家電類については、各商品の特性を理解し徹底した手分解の後、高精度で鉄・非鉄を分別し、リサイクル率の向上を行っております。
独自の鉄・非鉄などの販売ルートを有しており、リサイクル率の高さを実現しております。
今後は、モーターやプラスチックなどのリサイクル製品をさらに加工・分別し、リサイクルの精度の向上を一層図っていきます。
小型家電リサイクル事業
2017年9月に認定を受けた再資源事業計画に基づいて、関東近郊1都11県から使用済み小型家電の回収・処理を開始、2018年4月には回収エリアを沖縄を除く全国に拡大しました。
専用工場では使用済み小型家電を検品(トレーサビリティ)、手解体、機械破砕、機械選別、手選別など複数の処理工程を経て、単一素材ごとに資源回収を行っています。
太陽光発電所
当社が所有している群馬県太田市内の土地に太陽光発電設備を設置し、発電を開始しました。
敷地面積は13,700m²、発電出力は1,000kwです。
空き地を有効活用し、地球に優しい自然エネルギーを作り出しています。